夏が過ぎたら秋が来るのは日本。でもイギリスでは、夏の終わりと同時に灰色の分厚い雲が空一面を覆い、北風が吹いて落ち葉が舞い、早くも冬の急接近を感じるこの頃です。
この夏は姉と姪っ子、父・、母と順番に遊びに来たため、例年以上にとても賑やかな夏休みでした。一緒に時間を過ごすだけで充分に楽しかったのですが、折角だからと外出した中でNorth York Moorという国立公園の中を走る蒸気機関車の旅は子供も大人も楽しめるこの夏1番のハイライトだったように感じます。
イギリスに来てもう3年目になるのに、蒸気機関車に乗ったのはこの夏が初めて。普段、あまり電車に乗る生活をしていないのに加え、生まれて初めてみる蒸気機関車にStefは大興奮。子供たちに人気の機関車トーマスがこの国で生まれたのも納得がいくようでした。
電車の車内のインテリアはもちろん、駅の構内から看板までレトロな雰囲気がしっかりと醸し出され、まるで古い時代へのタイムトラベルしたかのような気分を味わうことができました。いつも不景気なニュースばかりが話題にのぼりどちらかというと冴えない印象ばかりのイギリスですが、こうやって蒸気機関車にのってみると過去の栄光の一部分を触れたような気がしました。
Lunaは9月から小学校に通い始めました。週5日間、9:00~15:30まで学校にいるのは4歳の子供にとって、とても大変なこと。でも毎日楽しそうに通っているLunaを見て、とても感心をしてしまいます。
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私は先月で仕事を辞め、明日から3年間York大学の看護学部に通います。30代半ばになってまた大学生になるのは一大決心。子育てと勉強の両立ができるのか、ストレスを溜めすぎて家族に八つ当たりをしないのか、心配に思うこともありますが、家族がいるからこそ頑張れるような気がします。Blogはきっとこれまで以上に気まぐれ更新になってしまいますが、続けていけたらなと思います。